結膜結石

結膜結石(けつまくけっせき)とは、結膜(白目の表面を覆う薄い膜)の上にできる小さな石のような白っぽい固まりのことです。


特徴

  • 結膜の表面にポツポツとした小さな塊ができる
  • 大きさは数ミリ程度で、形は丸かったり不規則だったりする
  • 色は白色や黄色っぽい場合が多い

原因

  • 目の乾燥や慢性的な結膜炎(アレルギー性結膜炎やドライアイなど)による炎症の結果、涙液中のタンパク質や脂質、細胞のかすが固まってできる
  • 長期間の結膜の刺激や炎症が関与

症状

  • 目の異物感やゴロゴロ感
  • 軽い痛みや不快感
  • 充血や涙目を伴うことがある
  • 多くは無症状で偶然見つかることも多い

診断

  • 眼科でのスリットランプ検査で観察し、結膜結石の存在を確認

治療

  • 症状が軽ければ経過観察
  • 異物感が強い場合や大きい場合は、眼科で簡単に摘出することができる
  • 併発する結膜炎やドライアイの治療を行うこともある

結膜結石は悪性のものではありませんが、不快感がある場合は眼科で相談すると取り除いてもらえます。

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